特定のフォルダを開いてからコマンド実行するとか、よくやる一連のアクションをbatファイルに書いておいて、いつでもWindowsキー叩けば実行できるようにしておく。
Scoopとかは使いません。
コマンドファイル置き場を用意
コマンドの中身を記載したbatファイルの置き場を作っておく。
ここでは C:\commands
とする。
環境変数「Path」に、このフォルダのパスを追加しておく。
このへんなどを参考に。
先にネタばらしすると、Windows 10 ではいつからか、Pathが通っているフォルダにおいてある実行ファイル( .exe とか .bat とか)をスタートメニューの検索候補に表示してくれるようになっているので、これを利用してグローバルコマンド置き場を作るという話。
batファイルを作成
実行したいコマンドを、拡張子 .bat
のファイルを作って記入する。
batは文法が不幸なのであんまり複雑なことはやりたくないが、WSLのbashでやろうとした場合、拡張子 .sh
とかだとスタートメニューにうまく出てこないっぽい。
まあやろうと思えば、 foo.sh
にコマンドを書いておいて、同じフォルダに foo.bat
を作って中に bash foo.sh
と書けばよい。
ともかく、ここでは open-hoge.bat
を作ります。
エクスプローラーで C:\hoge
フォルダを開くだけのコマンド。
@echo off start "" C:\hoge
これをさっきの C:\commands
に配置する。
実行
おもむろに Windowsキーをたたいてスタートメニューを表示し、 open-hoge
と打ち込む。
そのままEnter。以上。
Pathの設定後に一度再起動しないと、スタートメニューにbatファイルが出てこないかも。
ちなみにPathの通ったところにあるファイルは Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」からでも実行できるが、使っていると Win と R 両方押すより、Win 1つでスタートメニュー出すほうが楽です。