OITA: Oika's Information Technological Activities

@oika 情報技術的活動日誌。

コンビニ印刷で1日で名刺を自作する

まとめておく。

コンビニ印刷以外の選択肢

後述するがコンビニ印刷で作る名刺はどうしても用紙がペラくなるので、もう少しまともなものを用意したい場合はその他の選択肢から検討する。

印刷業者を利用する

「名刺 印刷」とかでググってみると、100枚1000円程度で作れるっぽいし、ネットから注文して当日出荷しますみたいなところもあるようだ。

なので、期間的に間に合うなら、普通に業者を利用するのがイチバンな気がする。

家庭用プリンタで印刷する

自宅にプリンタがあるなら、名刺用のプリンタ用紙を買ってきて自宅で印刷すればよい。各メーカーの用紙に対応した名刺印刷ソフトがあったりするので利用してもいい。

ただ、何年も前のブラザーのインクジェットプリンタを使っていた経験でいうと、厚紙の印刷はたまに失敗する…。覚悟の上でどうぞ。

フチがミシン目になっているやつはいかにも自作感があって嫌だという場合は、ペリペリっと台紙からはがせるタイプのやつにするといい。

こんなのとか。

コンビニ印刷

業者に頼む時間もなく、家にプリンタもない場合、コンビニ印刷でのりきることになる。

PDFをA4光沢紙に印刷できるプリンタ のあるコンビニを使う。

今回はファミマを使った。同じSHARPの「ネットワークプリント」に対応しているところ(ローソン・セイコーマート)なら大丈夫だと思う。

セブンイレブンは独自のプリントサービスなのでわからない。セブンのネットプリントは会員の期限がすぐ切れるのがめんどくさくて最近は利用していない。

専用アプリ BiziCard

そのものずばり、名刺を作ってコンビニで印刷するための BiziCard というスマホアプリがある。

今回は使わなかったが、これをつかうのが楽かもしれない。

印刷料金は A4光沢紙1枚(名刺10枚分)で400円。 自分で印刷するよりは少し高くなる。

このアプリを使う場合は、対応コンビニ(ファミマ・ローソン)を利用する必要あり。

アプリのレビューを見ると、紙が薄っぺらいというコメントが多かったが、それはこのアプリであれ、この後に記載する方法であれ同じである。

コンビニ印刷の光沢紙は、ようは写真を印刷するような用紙なので、普通の印刷用紙よりは厚いが、一般的な名刺よりは薄い。

以下は、コンビニのプリンタを使うが、自分で原稿を作って印刷する方法。

名刺デザインを画像で作成する

まずは名刺デザインを画像で作成する。

今回は GIMP を使用した。

名刺の用紙サイズは「91mm×55mm」だが、デフォルトの解像度 72dpi だと印刷でボケボケになるので、解像度を 400dpi とすると、ピクセル換算のキャンバスサイズは 1433px × 866px となる。

このへんは以下のページを参考にした。

GIMPを使って名刺を印刷する _ ホームネットワーク研究所

方法1:画像のまま印刷する

GIMPで作ったデザインをPNG等の画像として保存し、USBメモリに入れてコンビニに持っていく。

写真のプリントメニューから「焼増しプリント」を選ぶと、同じ画像をA4用紙に並べて印刷することができる。

この方法ではA4光沢紙1枚(名刺8枚分)を120円で印刷可能。

原稿のサイズとして「カードサイズ」というのを選べるんだけど、54mm x 86mm なので、縦横比がちょっと違う。

あらかじめ「写真サイズ」(127mm x 89mm)に名刺画像2枚を並べた原稿を用意していくのがいいかもしれない。

このあたりの方法は以下のブログに詳しかった。

コンビニで120円で安く作る名刺 当日印刷受取で会社員・ブロガー・旅人にオススメ

そして、このように画像ファイルから光沢紙へ印刷する場合は、 ネットワークプリント が使えるので、あらかじめサイトから原稿をアップロードすればUSBメモリも必要ない。

方法2:PDFにして印刷する

画像を敷きつめたPDFを作って、そこから印刷する。今回はこの方法を使った。

先ほども参考に上げたこのページに、OpenOffice Writerを使う方法が記載されていたが、同じことは Libre の Writer でもできた(そりゃそうか)

背景設定はこんな感じ。プレビューはなぜか用紙が横向きに表示される。

ここからPDFにエクスポートして、USBメモリに入れてコンビニに持っていく。

残念ながら、 ネットワークプリントでPDFを光沢紙に印刷することはできない ようだ。なのでメモリに入れていく必要あり。

この方法だと 名刺10枚分で120円

そして、画像で8枚並べたときよりは、カッターで切る手間が少し減る。

ただ、実際に印刷してみると一般的な名刺サイズよりも微妙にひとまわり小さいものができてしまった。

PDFに変換したあたりで余白が狂ってしまったのかもしれない。今後の課題。

さいごに

いいかげん自分に言いたいんですけども、そろそろ自分がどのくらい不器用なのかを正確に認識したほうがいい。

定規がなくても適当なまっすぐなものを当てて切ればいけるだろーっていうのはおまえには無理だ。定規を使え。よく切れるカッターを使え。見やすいガイド線を引け。